職場で、幽霊騒ぎがあった。私は見ていないけど、複数の目撃談があり、私のGroupからも3名の目撃者がでた。こんな噂が広まるのは、上にとってはマイナスである。というワケで、ゴーストバスターズ出動なのだ。遊びではない。れっきとしたNPO法人だ。残業しながら待っていると、10時ごろ、総勢20名ほどで現れた。彼らは、ボランティアなので、皆、昼間は別の顔を持っている。私は、カメラを持って、うちのGroupの子が見た部屋へ案内し、説明した。テレビに血まみれの女の顔が一瞬映って…と。そして、最も目撃談の多い地下室へ…気圧・気温・湿度の各レコーダーや、ビデオをセットし、カメラで写真を撮りまくって、「ここでモニタリングしてるんで、どうぞ戻って下さい。」と。その間、メンバーの1人にしゃべってみた。私「大学ではScienceを専攻したんですか?」ゴ「ビジネスです。でも、その後、ジオロジー(地学)をしました。他のメンバーは、バイオロジーやケミストリーや、いろいろです。」私「幽霊かも知れないものに出会いましたか?」ゴ「残念ながら… そういうのは、たいてい鳥や動物です。」私「動物???」ゴ「先ほどの部屋で2人が同じ血まみれの女性の顔を見たというのは信じています。でも、日本では「口裂け女」がいますね? ああいう都市伝説で、アメリカに「ブラッドマリー」というのがあります。彼女らはそれをどこかで読むか、聞くかして知っていたのでしょう。人間は目に映ったものを脳で判断するので、その時に事実が変わることがあります。先ほどのテレビの件も「ブラッドマリー」の話と結びついたのでしょう。目の錯覚だと思います。」私「2人は同時に同じ物を見たのです」ゴ「見た後、2人で話し合っているうちに記憶が強化されたのでしょう。」ってな具合で、全く信じていない。ま、でないと、暗闇でこんな作業はムリだよね。ただ、話しぶりからもとっても人柄のよさがにじみ出ている方々だった。夜中の1時過ぎ、彼らは戻ってきて、「ノープロブレム」と言った。気温・気圧・湿度の全てに変化がなかったのだそうだ。妙な音は、残響だろう、人影は照明の具合で、こちらで動いていた人が映っただけだろうと。カメラや、ビデオを持ち帰り、分析してくると言って帰っていった。ちょっとカッコよかった♡